人気声優の小倉唯さんが2025年6月14日、移動中に頭部を強打し軽度の脳震盪を起こし、病院でのCT検査を受けたと公式Webサイトが情報を発信した。これに伴い、本日6月15日に開催予定だった「小倉唯 セカイシンフォニー2025 横浜公演」について出演を見合わせるとの発表もなされた。

脳震盪とは?
そもそも脳震盪とは一体どのような症状なのか、BunkaCast編集部では掘り下げることにする。
医療情報となるため、以下の情報サイトから引用した情報をBunkaCast編集部が独自に再構成したものであり、もしも読者の皆様や、ご家族などの大切な方に症状が発生した場合はすぐに医療機関や救急に相談してください。
※引用元:脳しんとう – 基礎知識(症状・原因・治療など) | MEDLEY(メドレー)
典型的な症例にはどのようなものがあるのだろうか
脳震盪とは転倒時やスポーツ、交通事故にけがや頭部への衝撃により脳が揺さぶられることによって一時的に起こる脳の機能障害である。症状としては一時的に意識がなくなる、ぼーっとする、脳震盪の原因となった衝撃の前後の状況をよく覚えていないことがあるようだ。場合によっては頭痛や吐き気、嘔吐を伴う場合もある。診断は原因のエピソードや症状を見て行われるようだが、症状の程度によっては脳への深刻なダメージや頭蓋骨へのダメージの確認のために頭部CT検査を実施し確認する場合もあるようだ。小倉さんのケースも、移動中の衝撃の大きさから病院を受診した際に、深刻なダメージがないかの確認のためのCT検査であったのであろう。
脳震盪は再び脳震盪を起こすとセカンドインパクト症候群という脳に重大な後遺症を引き起こす可能性があり、小倉さんが本日の公演出演を見合わせたのも、受傷直後であり、万が一のことがあってはならないという配慮がなされたものだろう。
もちろん、公演への出演が見送りになったことはファンにとっては残念かもしれないが、小倉さん自身の健康がなければ活動を継続することは当然できない。そのため今は見守るのが大切だろう。
脳震盪の一般的な経過
脳震盪は投薬療法ではなく、自然経過により症状が改善されるのを待つことが治療になるようである。体を休めることだけではなく、受傷した脳そのものをゆっくりと休めることが治療になる。勉強や読書なども脳震盪の症状を悪化させたり、回復への時間を増やす可能性があると先ほど提示したリンクでは説明されている。
しっかりと脳を休めることが文字通りの治療である以上、小倉さんには休息が必要であろう。焦らずに、完治してからの復帰をファンの皆さんとともにBunkaCast編集部も待ちたい。
小倉唯さん本人のXでのコメント
小倉さんは自身のXで、小倉唯公式Xからの声明を引用リポストする形でコメントを発している。
けがや病気とは誰しも突然降りかかる可能性のあることだ。この記事を執筆している筆者も明日には何があるかわからない。
ファンからのリプライもゆっくりと休暇を取ってほしいというコメントが寄せられている。小倉さんの健康回復を祈りたい。
※本記事は株式会社スタイルキューブ公式Webサイトからの情報と株式会社メドレーが運営するWebサイトからの情報をもとにBunkaCast編集部が独自に再構成したものです。
※記事内の画像とサムネイル画像は小倉唯さん公式Xより引用